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工場萌え

ここ2週間、目からくる頭痛にやられっぱなしのDEVです。

某 施設のエントランスに置くタッチパネル(SUICAを買うときに使うようなやつ)をFLASHで動かせないかと頼まれ、おまけにカッコよくスタイリッシュにするようにと支持があり 独り言言いながらがんばっております。

そんなこんなで一日中、パソコンばっか見てると嫌になってしまうので休憩がてら眺める写真集があります。



「工場萌え」

「萌え」って言葉はもう死語なんじゃなんかと思いますが 、内容は素晴らしいです。
元々、ホームページで紹介されていたのを本にしたものらしいのですが
壷をついた時間帯に、いい角度から撮った悠然たる佇まいが美しい、
何ともセクシーな工場写真集です。
ある意味、工場好きの少年少女には”トゥナイト2”的なBOOKです。

人によって工場の萌え方はそれぞれあるとは思いますが、
僕にとって工場はカッコよくメカニックに張り巡らされたパイプ云々よりも
錆びや軋みといった巨大な生き物のような存在感に惹かれます。
そして ノスタルジー。

町屋に住んでたおばあちゃんの家に向かう間に点在する町工場の煙や鉄を焦がすにおい。
布団圧縮袋に町全体を詰め込んだような風景。
昭和レトロな懐かしい記憶。

先日、記憶を頼りに行ってみたら、駅前は開発が進んでいて
「もう、ないだろうな」と思いながらも駅から離れ、
細い商店街脇の小道を進めばシャッターは閉まっていましたが
遊びに行くたびにネダッていた駄菓子屋らしき建物はありました。

肝心のおばあちゃん家跡を発見するため
いつも道を真っ白に染めていたクリーニング工場(?)の煙を頼りにチャリで散策しましたが
子供の頃に怯えて見えたあの もくもくと煙る工場の煙は発見できませんでした。

残念・・・

時代は変わってくんですね。

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